3体の作品が空間に配され、何せ大きく広がる造形であることから互いにその視覚的な領域を干渉し合っている感じも静かな痛快さを醸し出しているように思えます。
最初に対峙するのがケンタウルス的な造形の作品。鋭くしなやかな4本の脚が細身の体躯を支え、どこか澄んだ表情を浮かべる紳士と正面のコミカルだが逆にアバンギャルドに振れ腹部の顔、そのコントラストもそれぞれの謎めきを強め合っているように感じられます。
そして何より尾の部分のインパクトが強烈です。頭部から臀部にかけての本体の体長を凌駕するほどに天上へと向けて伸びる長い尾はそれだけで神々しい威厳を持ち勇壮な雰囲気を放っています。review:TWS-Emerging 164 阿部乳坊「自刻像:変態動物」《8/6、8/21》: ex-chamber museum










